2003年の乳がん告知の日から丸17年経ちました。
“がん”という病気とは、共存して生きていく時代。
17年前は、まだ、そういう考え方は浸透していなかったと思います。
最近、AYA世代という言葉も浸透して来ていますが、この言葉も当時は無かったような…

17年も経つと、
“ガンと共存して生きていく”ということが身に染みてわかって来ます。
再発や転移を繰り返して、
それでも何とかこうして今、生きている。
病院の先生方を始め、医療従事者の方々、そして家族等々…
私にとって、この春という季節は、皆の支えがあって
ここまで生き延びて来ることが出来たのだと感謝する季節だったりします。

さて、昨晩、7都府県に、緊急事態宣言が出されました。
今後、それぞれの自治体から、様々な要請が出て来ると思います。
緊急事態宣言が出ても、テレワーク等が出来ない業種の方等々、今後も満員電車に揺られて通勤せざるを得ない方々もたくさんいるのが現状です。
通勤電車やバス等が、見事に3密に当てはまって、
コロナウイルスを蔓延させる原因になりそうで怖いけど…
これは、どうにかならないものなのかな…?
勿論、色々な視点から考えれば、働いている人が全員在宅ワークというのは無理だと思うけれど…
…あぁ…
今の自分に出来ることは、コロナウイルスが
一日も早く収束してくれることを祈るだけ…。

そう言えば…
来週15日に予約が入っていた形成外科の診察も、
お昼頃、病院から電話があって、コロナの影響で、
やはり延期になりました。
今回は術後半年の診察だったけれど、
それをすっ飛ばして、10月14日の水曜日10時からに延期となりました。
…つまり、術後1年の診察ということですな。
先生曰く、“術後の経過も落ち着いているから間をあけても大丈夫”とのことですが…
1月の診察の時、「次回、足の傷の所の写真を撮る」とか言ってたのに…
ちょっと不安だよねぇ…
だけど、この非常事態に、感染リスクを抱えて病院内で仕事をする医療従事者の皆さん、職員の皆さん。
本当に頭が下がります。

今年の春は、そんなこんなで、コロナウイルスに振り回されて…
いつか、“2020年は、こんなことがあったよね”と
笑い話に出来る日が来れば良いのですが…

一体、どうなってしまうのでしょうか…